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被疑者の権利|総説

(1)犯人であると疑われ権力作用である捜査の対象とされた被疑者は、胎弱な立場にある。これまで説明してきたとおり、被疑者の権利・自由を侵害・制約する捜査機関の活動に対しては、主として司法権による制(強制�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

捜査の終結|公訴提起後における捜査

(1) 公訴提起を含む検察官の事件処理については、後述する〔第2編公訴第1章1)。ここでは、捜査はどの時点まで継続し、いつ終結するのかという観点から、公訴提起後における捜査の可否・限界をめぐる事項について説�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

捜査の終結|普察における捜査の終結|警察における微罪処分

1) 事件送致の例外として、察段階で手続を終結させる「微罪処分」としての不送致がある。法は、公訴提起の可能性が乏しい「検察官が指定した事件について」送致を要しないとしている(法 246条但書)。公訴提起・審理...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

捜査の終結|普察における捜査の終結|検察官への事件送致

(1) 大多数の事件については、まず察における捜査が実行される。察の捜査が進展し,「狙人」の特定・捕提と犯罪の成立及び情状に関する「証拠」が収集されたときは(法 189条2項参照),捜査の対象とされた「事件」�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|証拠収集等への協力及び訴追に関する合意

1) 被疑者の取調べと供述調書への過度の依存を改め、取調べ以外の方法で供述証拠等を獲得する手段として、2016(平成 28)年の法改正により、捜査・公判協力型の協議・合意制度が新たに導入された(2018[平成30]年6月1�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|おとり捜査|違法なおとり捜査の効果

1)違法なおとり捜査が実行された場合には、通常の捜査手続に違法があった場合と同様に、そのような違法捜査を通じて収集された証拠の排除という法的効果が想定される。前記判例(最決平成16・7・12)は、実行されたお...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|おとり捜査|任意捜査としての適否

(1) おとり捜査の「働き掛け」行為は、捜査機関が対象者に実行させようとしている犯罪類型の保護法益を侵害する実質的・具体的な危険を生じさせる点で実体的に違法な活動であり、それ故刑事手続法上の捜査手段とし�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|おとり捜査|法的性質

1) 「おとり捜査」とは、「捜査機関又はその依頼を受けた捜査協力者が、その身分や意図を相手方に秘して狙罪を実行するように働き掛け、相手方がこれに応じて犯罪の実行に出たところで現行逮捕等により検挙する」捜�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|通信・会話のの傍受|会話の一方当事者による同意・秘密録音

(1) 前記のとおり法222条の2は、「通の当事者のいずれの同意も得ないで」行われる傍受が「強制の処分」に該当することを前提としている。反面、この規定は、捜査機関が、通・会話事者の一方の同意を得て行う通話内容...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|通信・会話のの傍受|「通信傍受法」の規律

(1) 通信傍受法の位置付けについては、既に述べた〔前記2(1/2))。以下、この法律の前提とする基本用語と規律の概要を説明する。なお、2016(平成28) 年に当初設計導入された通傍受制度を合理化・効率化することを�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|通信・会話のの傍受|既存の強制処分との関係

(1) 刑事訴訟法は、電気通信の傍受について、「通信の当事者のいずれの同意も得ないで電気通信の傍受を行う強制の処分については、別に法律で定めるところによる」(法222条の2)と規定している。この条文は、このよ...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

その他の捜査手段|通信・会話のの傍受|法的性質及び合憲性

(1) 人の会話や電気通を介して行われる通話内容を,当事者のいずれの同意も得ることなく密かに聴取・録音する行為(以下「傍受」という)は、当事者間の通話内容の秘密を侵害することに加えて、私的な会話・通話を�...

出典: 『刑事訴訟法』 酒卷 匡著・2024年9月20日 | ISBN978-4-641-13968-8

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