意外な漏えいルート
(1) はじめに インターネットにおける情報漏えいというと、高度な技術を持った侵入者が何らかの方法で社内のネットワーク、パソコンに侵入してデータを窃取する、ということが想像される。もっとも、そのようなケース�...
特に機密性の高い場合の対策
(1) 特に機密性が高いものに限る理由 本章3・4で、主にメールとクラウドストレージのサービスについて情報漏えい対策を述べてきた。しかし、特に機密性の高い情報については、念のため、さらに対策を講じることが望ま�...
データの共有
(1) 社内共有と外部共有 各自が業務でパソコンを利用して文書等のファイルを作成した場合、それを共有するのに、いろいろいメールを利用する、あるいは、USBメモリでデータを渡すというのは、非常に悩まない。また、本�...
メールの安全な使い方
(1) なぜ「メール」か 情報漏えいの防止を考えた場合、まず注目するべきは電子メールである。 現在、インターネットを利用した業務上の連絡ツールとしては、メールの他、SlackやChatworkなどのサービスを利用することが多�...
ルール運用のコツ
(1) はじめに:筆者の経験 筆者は、弁護士としての独立が比較的、早いほうであったため、業務に使うITツールを自分で決める必要があった。業務の効率化、コストの削減、そしてセキュリティの確保など、いろいろな基準�...
ルール作り
(1) なぜルールを作るのか ネットトラブルのうち、情報漏えいは従業員の故意の過失により生じるものである。つまり、従業員がわざと、あるいは不注意で情報漏えいしなければ起きるものではない。情報漏えいは、不正ア�...
事件は終わるが被害は終わらない
(1) ネットトラブルは企業の「賞罰欄」 賞罰欄とは、勲章などをもらった、あるいは、刑事罰を受けたなどを記載する欄である。通常、履歴書を作って就職活動する年齢層の場合には、勲章をもらうにはまだ早いので、たい�...
被害回復ができない法的理由と実情
(1) そもそも加加害者にたどり着けない インターネット上の行動というのは、基本的に匿名で行われる。したがって、加害者は基本的に匿名であり、被害者が被害回復をしようとすれば、それを突き止めるところから始める�...
ネットトラブルの被害回復はほぼ不可能という現状
(1) 被害回復の実情と困難性 本書の第一弾に当たる『インターネット・SNSトラブルの法務対応』において、繰り返し強調していたことであるが、ネットトラブル(本書では、ネットへの投稿で情報流出等を起因とする法的ト...
証拠法|証拠法・総説|証拠の意義と分類|証拠の分類
(1) 証拠は、実用的観点から様々に分類することができる。 証明の対象となる事実(「要証事実」という)と証拠との関係に着目し、直接証拠・間接証拠,本証・反証,実質証拠・補助証拠の分類が用いられる。 証拠方�...
証拠法|証拠法・総説|証拠の意義と分類|証拠の意義
(1) 「証拠」は多義的に用いられる語なので、その意義を整理しておく。旧法以来のドイツ法起源の用語とアングロ=アメリカ法圏起源の用語が混用されているので注意を要する(民事訴訟で用いられる術語との異同にも�...
証拠法|証拠法・総説|証拠法の意義と基本原則|直接主義
(1)「直接主義」は、ヨーロッパ大陸法圏の近代的刑事裁判形成過程で創出された証拠に関する原則であり、歴史的・機能的には、前近代の非公開・書面審理による裁判を打破し、公開法廷において直接取り調べられた口�...
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